Boveda tabicada / CATARAN VOULT   

ボベダタビカーダ(西)  / カタランヴォールト(英)

 【スペイン・カタロニア地方に伝わる伝統的なレンガ工法】



■特徴

通常、レンガは積み上げるものですが、Bobeda tabicadaと言われる工法では、薄いレンガを葉を重ねるように貼り合わせて形を作り上げていきます。

bobeda tabicada-02.jpg

■演習-1

ボベダ・タビカーダの概念模型の製作(institute gaudi de la construction での実習製作)

製作図

1.支柱。傾斜した3本の柱を立てる。

一段毎に少しずつ前にずらして積む。

2.ボベダの尾根に沿って型枠を組む。

2.ボベダの尾根に沿って型枠を組む。

3.型枠をガイドとしてレンガ(La silla)を速乾性の石膏によって貼り合わせていく。

3.型枠をガイドとしてレンガ(La silla)を速乾性の石膏によって貼り合わせていく。

一層目完了。

一層目完了。

4.2層目をモルタルを充填しながら張り合わせていく

下方からの様子。

下方からの様子。


■実作例

「すずらんボベダ」北海道江別市 セラミックアートセンター内

設計:田中裕也氏